
エンタメのその先へ。リーダーが語るファンビジネスの未来とチームの在り方。
近年、オンラインでのコミュニケーションが重要視される中、アーティストやタレント、そして様々な企業とファンの繋がりは日々進化を続けています。
私たち、アクセルエンターメディアでは、人々の「好き」という熱量をカタチにし、ファンコミュニティを創り続けています。
今回は、ファンコミュニティの最前線で活躍する社員に、仕事のやりがいや会社の魅力、そして今後の展望について深く迫ります。
第3回目となる今回は、ファンコミュニケーション事業部で部長を務めるK氏と、ファンコミュニケーション事業本部でマネージャーを務めるA氏にお話を伺いました。
本インタビュー記事は、2025年入社の新入社員が企画・構成・執筆を担当しました。学生の皆さんに近い目線で、働くリアルをお届けします。
ーまずは、自己紹介と現在担当されている業務について教えてください。
K氏:ファンコミュニケーション事業部の部長を務めております、Kです。
ファンコミュニケーション事業部は、主にファンクラブサイトの新規立ち上げからその後のサイト運用までを担当しています。
所属メンバーはディレクターとして、パートナー(※当社は取引先のことを顧客ではなく、パートナーとして定義しています。)の方々と伴走しながら、ファンクラブを盛り上げていくのが主な業務です。
A氏:ファンコミュニケーション事業本部でマネージャーを務めるAです。
私は主にDX事業を担当しています。アクセルエンターメディアがこれまでエンタメ領域のファンクラブ運営で培ったノウハウを、様々な業界のパートナーの課題解決に活かしたいという思いから、DX事業の推進に注力しています。
ー現在の仕事のやりがいや面白さはどんなところに感じていますか?
K氏:私たちの仕事は、パートナーと伴走するスタイルです。日々の運用はもちろんですが、ツアーやイベント時には共に企画を考え、施策を成功させた時や、新規オープン時にファンの方が喜んでくださる姿を直接見られるのが、一番のやりがいです。
A氏:DX事業では、パートナーの課題をヒアリングし、解決策を共に考えていくところからスタートします。パートナーと同じ目線で課題を認識した上で、提案内容をポジティブに受け取っていただけたり、採用されたりしたときに大きなやりがいを感じます。

「私たちの働き方」と「成長を育むマネジメント」
ー続いて、お二人の1日のスケジュールについてお聞かせください。
K氏:日によって業務内容は異なりますが、10時に出勤した後はまず、チームメンバーからの承認依頼事項の確認を行います。
その後は、チームメンバーからの相談や報告を受け止め、今後の対応について調整したりするのが主な業務です。
部長として、チームリーダーやマネージャーからのエスカレーションに迅速に対応し、チーム全体の進捗管理を行っています。

A氏:私は現在、子育てをしながら働いています。朝は子どもを保育園に送り届け、9時から仕事をスタートしています。出勤後はメールチェックやチームメンバーの勤怠確認などを行い、その後は新規プロジェクトの資料作成や、チームでのアイデア出しなどに取り組んでいます。
18時過ぎに退勤し、その後は子どものお風呂や世話をして、就寝するというような生活です。
弊社は勤務時間帯が選択可能で、週の半分は在宅勤務が可能です。このような制度と社内のコミュニケーションが円滑なおかげで、柔軟な働き方ができています。

インタビュアー:女性社員の方も多く、ライフステージに合わせた働き方への理解が深いなと感じますし、皆さん工夫してお仕事をしている印象があります。
ーお二人は日頃から部下の方とコミュニケーションを取る機会が多いと思いますが、何か意識されていることはありますか?
K氏:私は、誰もが安心して発言・行動できる心理的安全性の高いチーム作りを一番大切にしています。メンバーには、良かったことの報告はもちろんですが、たとえばミスをした場合など悪い報告も気後れすることなく報告・相談してもらえるよう、日頃からコミュニケーションをとり関係値を築けるよう心がけています。
A氏:業務を依頼する際は、その仕事を依頼したい背景を部下に伝えるようにしています。仕事に納得感を持って取り組んでもらうことが大事だと考えているからです。
インタビュアー:私は新卒ですが管理職のみなさんも丁寧に話を聞いてくださるので、すぐに相談できるという安心感があります。
新入社員に求める資質
ーこれから入ってくる皆さんに求めるものや、あると良い資格などはありますか?
K氏:スキルは入社してから学んでいけばよいと思います。それよりも、エンタメが好きという気持ちを通して仕事自体も好きになることと、パートナーに寄り添う心が重要です。
当社の「伴走スタイル」を体現できる方を求めています。
A氏:コミュニケーション能力はもちろん、新しい分野でも積極的に挑戦できる姿勢が大切です。指示を待つのではなく、自ら考えて行動できる方は魅力的です。
K氏:「周囲を巻き込める」タイプが活躍できる環境ですよね。一つのプロジェクトには多くのメンバーが関わるため、協調性を持ってチームを動かせる人が歓迎されます。

成長する新卒に共通する「素直さ」と「挑戦心」
ーこれまでたくさんの新入社員を見てこられたと思いますが、成長する新卒に共通することは何だと思いますか?
A氏:「明るく素直であること」が一番大事かもしれません。IT業界は変化が速いので、新しいツールや技術に前向きに対応できる柔軟性が必要です。
K氏:「自ら積極的に学ぶ姿勢」ですかね。これをやってみたいと手を挙げられる人は、成長が早いです。
インタビュアー:お二人は他社で働かれたご経験もありますが、アクセルエンターメディア全体の特徴として感じることはありますか?
A氏:エンタメが好きな人が多いというのをとても感じます。みんなに「推し」がいるというのは、社風の一つだと思います。
あとは、皆さんが本当に穏やかで人間力の高い人ばかりで、ミスをしても責められることはなく、どう対応するかを一緒に考えてくれます。
パートナーも「一緒に楽しいことをやりましょう」と言ってくださる方が多いので、そうした環境が安心して挑める社風を作っているのかもしれません。

エンタメを軸に、広がるファンビジネスの可能性
ー業界の状況も踏まえ、今後アクセルエンターメディアはどのような部分を強みとして成長していくとお考えですか?
K氏:AIの進化によって、ファンクラブの運用業務も自動化できる部分が増えていくでしょう。しかし、そこで当社の強みとなるのは「人だからできること」です。
例えば、ファンクラブ事業としては、パートナーへのきめ細やかな気遣いやご提案、そしてパートナーと伴走するスタイルをさらに強めていくことが、今後の成長につながると考えています。
A氏:新しい領域に、これまでのノウハウを活用していくことが今後のミッションです。人口減少やコストの増加で新規顧客の獲得が難しい今、一人のファンを大切に育てる「ファンマーケティング」の考え方は、エンタメ以外の業界でも重要視されています。
私たちは、200以上のファンクラブ運営で培ったノウハウと、オーダーメイドの「伴走スタイル」を掛け合わせることができます。これにより、エンタメ領域だけではない様々な業界の支援をしていきたいと考えています。
インタビュアー:入社してみて自社でできることの幅広さに驚いています!これはとても大きな強みですよね。
未来の仲間へ、私たちからのメッセージ
ー最後に、ファンクラブ業界で働くことを目指している方へのメッセージをお願いします。
K氏:ファンクラブビジネスは、パートナーとの関係を持つBtoB(企業間取引)とファンの皆さんに直接サービスを届けるBtoC(消費者向け取引)の両方の面を持っています。そのためウェブサービスでありながら、実際にライブ会場やイベントでファンの方が喜んでいる姿を見られる点が、この仕事の大きな魅力です。
また、業務領域が広いので、たくさんの知識を吸収することができます。そして、自分で気付いていなかった可能性や得意な領域が見つかります。それこそが大きな魅力であり、成長したという実感につながると思います。
A氏:ITスキルはもちろん、幅広い業界のパートナーと関わることができるため、エンタメを軸足にしつつも、そのノウハウを様々な業界で還元できる面白さがあります。そしてITのナレッジをエンタメ業界に還元したり、ITを活用して新たな価値を生み出したりできるという強みを持っています。パートナーの方々から困った時に相談されるような関係性を築けるのも、当社の魅力ですね。

ファンとパートナーに徹底的に伴走するアクセルエンターメディアのビジネススタイルは、社内の「恐れず挑戦できるあたたかい環境」が影響しているということが分かりました。
このような環境を支える管理職の方々の存在は、未来の仲間にとって大きな安心感につながるでしょう。
今後も、アクセルエンターメディアで活躍する様々な社員の声をお届けしていきます。
次回もお楽しみに。